●2012年モデル RR‐XS450の本体各部の名前、機能と配置について

本体は、幅約4センチ、高さ約10センチ、奥行き約2センチのコンパクトな形状になっています。本体各部に配置されたボタンやスイッチ、表示部、端子、マイク、スピーカー、電池挿入部の機能と配置について説明します。尚、位置関係は画像データー 本体各部の名前と配置表でもご確認できます。

画像データは こちら を選択してください。

液晶表示部や上下左右ボタンがなどを配置した面を、ここでは、正面と呼びます。また、その反対側の面を背面と呼びます。

この配置表に沿って 正面、左そく面、右そく面、背面の順に、各部の名前、機能と配置について、以下に説明します。

■ 本体の各面

正面 左そく面 右そく面 背面
本体の各面

正面①の1  内蔵マイク ひだり用

正面の左じょう部の端に、内蔵ステレオマイクがあります。

正面①の2 ズーム・ステレオ切替えスイッチ 

正面じょう部の真ん中にズーム・ステレオ切替えスイッチがあります。全方向のステレオマイク機能と前方の音を強調し、ノイズを低減するズーム機能の切り替えを行います。
スイッチを上側に押し上げるとズーム機能がオンになります。また、手前に戻すと通常のステレオマイクとなります。

正面①の3 内蔵マイク 右用

正面の右じょう部の端に、内蔵ステレオマイクがあります。

正面②の1 表示部

ズームステレオ切替えスイッチの下に、液晶の表示部があります。操作中の状態や各種の情報を表示します。

正面③の1 ファンクション1ボタン 

液晶表示部の左下側の細長いボタンがファンクション1ボタンです。ファンクション1ボタンには、2つの機能があります。
1.ICレコーダーとFMラジオモードの切り替えを行います。
2.音声の再生中は、再生速度を遅く(おそぎき)することができます。ボタンを押すたびに ピッ という操作音とともに、100%から50%まで5パーセントづつ、再生速度を調整することが出来ます。

正面③の2 ファンクション2ボタン 

液晶表示部の右下側の細長いボタンがファンクション2ボタンです。このボタンには、4つの機能があります。

1.フォルダーの選択機能
ICレコーダーモードで使用しているときは、フォルダー選択メニューが開き読み上げを確認しながら、各種フォルダーの選択を行います。

2.ホールド機能切替え機能
FMラジオ受信時に、ホールド機能を使用する場合は、ホールド機能切替ボタンとなります。電源スイッチを下側の切る方向にスライドするとホールド機能が オン になります。

3.インデックス機能
音声再生中は、録音ファイルにインデックス 区切りをつけることが出来ます。

4.再生速度変更 早聞き機能
音声再生中は、再生速度を早く(早聞き)することができます。ボタンを押すたびに ピッ という操作音とともに、100%から200%まで10パーセントづつ、再生速度を調整することが出来ます。

正面④の1 メニューボタン 

ファンクション1ボタンの下、左端のよこながで四角いボタンがメニューボタンです。メニューボタンを押すと、メニュー設定が開き、マイク録音、ライン録音、再生、FM、ファイル編集、共通の各設定モードが表示されます。音声ガイド設定がオンの状態の時は、それぞれの設定モードを読みあげます。

正面④の2 停止・戻るボタン

ファンクション1ボタンとファンクション2ボタンのすぐ下にある、よこながで四角いボタンが停止、戻るボタンです。録音中や再生中にボタン押すと停止します。停止時は、現在時刻、録音日時、現在残り時間、総再生時間、ファイル形式、を表示します。メニュー選択時は一つ前の項目にもどり、フォルダー選択モード時は、ICレコーダーモードに戻ります。

正面4の3 録音ボタン 

ファンクション2ボタンの下にある、右端のよこながで四角いボタンが録音ボタンです。停止中に、このボタンを押すと録音を開始します。録音中は、録音を一時停止し、もう一度ボタンを押すと録音を再開します。

正面⑤の1 上下左右ボタン 上(プラス)ボタン

停止ボタンの下にある、大きな丸い上下左右ボタンがあります。その上側の円弧状の、よこながの突起が付いたボタンが、上(プラス)ボタンです。再生中や録音中は、音量を大きくします。メニュー選択時は、ひとつ上の項目が選択できます。

正面⑥の1 上下左右ボタン 左(早戻し)ボタン

上下左右ボタン 左側の円弧状の、たてながの突起が付いたボタンが、左(早戻し)ボタンです。このボタンには、2つの機能があります。

1.メニュー選択時は一つ前の項目にもどります。また、フォルダー選択時は、ひとつ左のフォルダーを選択します。項目やフォルダー名も読み上げます。
2.再生時または、停止時に、ボタンを一回押すと、その録音ファイルの先頭に戻り、2秒以内にもう一回押すと、一つ前のファイルに移動します。2秒後には、再生が始まります。また、インデックス ファイルの区切りのひとつ前に移動します。再生中に、ながおしすると、録音ファイルの早戻しができます。ボタンを連続で押すと、ひとつずつ前のファイルに移動します。


正面⑥の2 再生・決定(OK)ボタン

上下左右ボタンの中央にある、丸いボタンが再生・OK(決定)ボタンです。ボタンの上に丸い小さな突起がついています。録音ファイルの再生を開始します。また、各種操作の決定をおこないます。

正面⑥の3 上下左右ボタン 右(早送り)ボタン

上下左右ボタン 右側の円弧状の、たてながの突起が付いたボタンが、右(早送り)ボタンです。このボタンには、2つの機能があります。

1.メニュー選択時は、つぎの項目を選択します。また、フォルダー選択時は、つぎのフォルダーを選択します。

2.再生時または、停止時に、ボタンを1回押すと、つぎの録音ファィルの先頭にスキップします。また、インデックス ファイルの区切りのひとつ先に移動します。再生中に、ながおしすると、早送りができます。ボタンを連続でおすと、ひとつずつ次のファィルに移動します。


正面⑦の1 上下左右ボタン 下(マイナス)ボタン

再生ボタンの下側にある、円弧状の、よこながの突起が付いたボタンが、下(マイナス)ボタンです。再生中や録音中は、音量を小さくします。メニュー選択時は、ひとつ下の項目が選択できます。

正面⑧の1 リストボタン

正面の左下にある、丸いボタンがリストボタンです。音声ファイルを検索することができます。続けて、ファンクション1ボタンを押すことで、カレンダー、曜日、放送局、最近録音ファィルの 4つの検索ができます。

正面⑧の2 消去・ABリピートボタン

正面の右下にある、丸いボタンが消去・ABリピートボタンです。録音ファイルを消去することができます。また、再生時は、リピート再生する区間を設定します。ボタンを1回押すと、始点 Aが設定され、もう一度、押すと、終点 Bが設定されます。その間を繰り返し、再生します。リピート再生を解除する場合は、停止ボタンまたは、上下左右ボタンの左ボタンまたは,右ボタンを押します。

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左そく面① 内蔵マイク ひだり用

左そく面のじょう部に、内蔵ステレオマイクがあります。

左そく面② ヘッドホン端子 

内蔵ステレオマイクの下に、ヘッドホン端子があります。インサイドホンまたはヘッドホンを接続して 音声を聞くことができます。ただし、接続中は内臓スピーカーからの音声は出ません。
FMラジオ放送を受信するときは、ヘッドホンを接続してください。ヘッドホンのコードが受信のための、アンテナになります。本機のヘッドホン端子に、奥まで差し込み、コードを延ばしてお使いください。

左そく面③ ライン・マイク切替スイッチ

ヘッドホン端子の下に、たてながのライン・マイク切換スイッチがあります。その中央には、突起があります。ラインとマイクの入力切換ができます。

左そく面④ USB端子スライドレバー 

ライン・マイクスイッチの下に、縦長で中央に膨らみのある凸型のUSB端子スライドレバーがあります。スライドレバーを下に、スライドするとUSB端子がでてきます。このUSB端子をパソコンに接続することで、音声ファイルのコピーと移動ができます。また、充電式電池をご使用する場合も、ICレコーダー本体とパソコンで充電することができます。ただし、パソコンの充電バッテリの容量が、無いときは、充電できません。

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右そく面① 内蔵マイク 右用

右そく面のじょう部に、内蔵ステレオマイクがあります。

右そく面② マイク・ライン端子

内蔵ステレオマイクの下に、マイク・ライン端子があります。外部マイクや外部入力機器を接続して再生や録音を行う時に使用します。

右そく面③ 電源・ホールドスイッチ 

内蔵ステレオマイクの下に、縦長の電源スイッチがあります。その中央には突起があります。電源スイッチを上に スライドすると電源が入り「ピッ」という操作音が鳴ります。また、電源スイッチを下に スライドすると、電源が切れ「ピィー」という操作音が鳴ります。このスイッチは、録音、再生中やFM受信時のボタン操作を無効にする、ホールド機能も兼ね備えています。

1.録音、再生時に、電源スイッチを下にスライドすると、ホールド機能がオンになります。再生のみ、再生が終了すると、自動的にホールド機能が解除され、電源が切れます。
2.FM受信時に、ファンクション2ボタンを押したのち、電源スイッチを下側にスライドすると、ホールド機能がオンになります。

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背面① マイクロSDカードスロット 

電池挿入部ふたをあけるとじょう部に、マイクロSDカードスロットがあります。マイクロSDカードを入れると外部メモリーとして使用することができます。

背面② 電池挿入部

スピーカーから左下に縦長で盛り上がった部分が電池挿入部ふたです。ふたを開けると、電池挿入部があります。単4型のアルカリ、または、マンガン乾電池を挿入します。ニッケル水素充電池も使用できます。挿入部の上側にスプリングがあり、乾電池のマイナス面をこのスプリングに押しあてて挿入します。

背面③ 内蔵スピーカー

背面の中央から上に、大きい円形で小さな穴があいた出っ張り部分が、内蔵スピーカーになります。

背面④ 電池・SDカード挿入部ふた

スピーカーから左下にある、縦長で盛り上がった部分が電池挿入部ふたです。ふたの右端に左向きの小さな三角と小さな突起が3個並んでいます。ふたを開ける場合は、三角の突起のところを指で押さえながら左側にスライドしてロックをはずし ふたを引き上げて開きます。ふたを閉じる場合は、電池カバーのツメ部分を、本機外装の下に潜り込ませて右にスライドさせてロックします。

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