●2016年モデル RR‐QR220の本体各部の名前、機能と配置について

本体は、幅約4センチ、高さは約11センチ、奥行き約2センチのコンパクトな形状になっています。本体各部に配置されたボタンやスイッチ、表示部、端子、マイク、スピーカー、電池挿入部の機能と配置について説明します。
尚、位置関係は画像データー 本体各部の名前と配置表でもご確認できます。

画像データは こちら を選択してください。

液晶表示部や上下左右ボタンがなどを配置した面を、ここでは、正面と呼びます。また、その反対側の面を背面と呼びます。この配置表に沿って 正面、右そく面、背面、てん面の順に、各部の名前、機能と配置について、以下に説明します。

■ 本体の各面

正面 右そく面 背面 てん面
本体の各面

正面1の1 録音 動作表示ランプ

正面じょう部の中央には、録音動作表示ランプがあります。録音時に赤く点灯し、一時停止中は点滅します。録音LED設定モードで設定を解除することができます。

正面2の1 表示部

録音動作表示ランプの下に、液晶の表示部があります。操作中の状態や各種の情報を表示します。

正面3の1 録音ボタン

液晶表示部の右下にある 横長で四角いボタンが録音ボタンです。停止中にこのボタンを押すと、録音を開始します。録音中は、録音を一時停止し、もう一度押すと録音を再開します。

正面3の2 停止・戻るボタン

液晶表示部の左下にある、少し高さのある横長で四角いボタンが停止、戻るボタンです。録音中や再生中にこのボタンを押すと、動作を停止します。停止時は、現在日時や選択された録音ファイルの録音日時を表示します。また、メニュー選択時は、一つ前の項目にもどり、フォルダー選択モード時は、ICレコーダーモードに戻ります。

正面4の1 上下左右ボタン 上(プラス)ボタン

中央から下にある、大きな丸い上下左右ボタンがあります。その上側の円弧状の、よこながの突起が付いたボタンが、上(プラス)ボタンです。再生中や録音中は、音量を大きくします。メニュー選択時は、ひとつ上の項目が選択できます。

正面5の1 上下左右ボタン 左(早戻し)ボタン

上下左右ボタン 左側の円弧状の、たてながの突起が付いたボタンが、左(早戻し)ボタンです。このボタンには、3つの機能があります。

1. メニュー選択時は一つ前の項目にもどります。
2. 再生時または、停止時に、ボタンを一回押すと、その録音ファイルの先頭に戻り、2秒以内にもう一回押すと、一つ前のファイルに移動します。2秒後には、再生が始まります。また、インデックス ファイルの区切りのひとつ前に移動します。再生中に、ながおしすると、録音ファイルの早戻しができます。ボタンを連続で押すと、ひとつずつ前のファイルに移動します。
3. 音声の再生中は、決定ボタンを押したあと、再生速度を遅く(おそぎき)することができます。ボタンを押すたびに ピッ という操作音とともに、100%から50%まで5パーセントづつ、再生速度を調整することが出来ます。

正面5の2 再生・決定(OK)ボタン

上下左右ボタンの中央にある、丸いボタンが再生と決定(OK)ボタンです。ボタンの上に丸い小さな突起がついており、OKと表示しています。録音ファイルの再生の開始、再生速度を変更するときにも使用します。また、各種操作の決定をおこないます。

正面5の3 上下左右ボタン 右(早送り)ボタン

上下左右ボタン 右側の円弧状の、たてながの突起が付いたボタンが、右(早送り)ボタンです。このボタンには、4つの機能があります。

1.メニュー選択時は、つぎの項目を選択します。
2.再生時または、停止時に、ボタンを1回押すと、つぎの録音ファィルの先頭にスキップします。また、インデックス ファイルの区切りのひとつ先に移動します。再生中に、ながおしすると、早送りができます。ボタンを連続でおすと、ひとつずつ次のファィルに移動します。
3.音声再生中は、決定ボタンを押したあと、再生速度を早く(早聞き)することができます。ボタンを押すたびに ピッ という操作音とともに、100%から200%まで10パーセントづつ、再生速度を調整することが出来ます。

正面6の1 上下左右ボタン 下(マイナス)ボタン

再生ボタンの下側にある、円弧状の、よこながの突起が付いたボタンが、下(マイナス)ボタンです。再生中や録音中は、音量を小さくします。メニュー選択時は、ひとつ下の項目が選択できます。

正面7の1 シーン・メニューボタン

正面の左下にある、丸いボタンがシーン・メニューボタンです。ボタンを押すごとに録音シーン(おけいこ、会話、講義)の選択ができます。また、ボタンをなが押しすると、メニュー設定が開き、録音モード、VOS、ノイズキャンセル、操作音、シャドーイング、時計、録音LED、ファイル分割、メモリーフォーマットの各設定モードが表示されます。それぞれ詳細について、読み上げを確認しながら設定ができます。

正面7の2 消去・リピートボタン

正面の右下にある、丸いボタンが消去・リピートボタンです。録音ファイルを消去することができます。また、再生時は、リピート再生する区間を設定します。ボタンを1回押すと、始点 Aが設定され、もう一度、押すと、終点 Bが設定されます。その間を繰り返し、再生します。リピート再生を解除する場合は、ボタンを押します。

正面8の1 内蔵スピーカー

正面の下部にある、小さな穴があいた部分が内蔵スピーカーです。

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右そく面1 電源・ホールドスイッチ

右そく面の上側にある、縦長のスイッチが電源・ホールドスイッチです。その中央には、突起があります。電源スイッチを上に スライドすると電源が入り「ピッ」という操作音が鳴ります。また、電源スイッチを下に スライドすると電源が切れ「ピィー」という操作音が鳴ります。このスイッチは、録音、再生中のボタン操作を無効にする、ホールド機能も兼ね備えています。録音、再生時に、電源スイッチを下にスライドすると、ホールド機能がオンになります。再生のみ、再生が終了すると、自動的にホールド機能が解除され、電源が切れます。

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背面1 電池挿入部ふた

背面中央部から下半分が電池挿入部ふたです。ふたの上側に下向きの小さな三角と小さな突起がよこ一列に3個並んでいます。ふたを開ける場合は、三角の突起のところを指で押さえながら下側にスライドしてロックをはずし ふたを引き上げて開きます。ふたを閉じる場合は、ふたを手前に引きながら下に倒し、上にスライドさせてロックします。

背面2 電池挿入部

背面中央部から下に、縦長の電池挿入部ふたがあります。ふたを開けると、電池挿入部があります。単4サイズのアルカリ、または、マンガン乾電池を2個挿入します。ニッケル水素充電池も使用できます。挿入部の上側にスプリングがあり、乾電池のマイナス面をこのスプリングに押しあてて挿入します。

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てん面1 ヘッドホン端子

てん面の左端に、ヘッドホン端子があります。イヤホンまたはヘッドホンを接続して音声を聞くことができます。ただし接続中は内臓スピーカーからの音声は出ません。

てん面2 内蔵モノラルマイク

てん面の中央に、内蔵モノラルマイクがあります。

てん面3 外部マイク端子

てん面の右端に、外部マイク端子があります。外部マイクや外部入力機器を接続して録音を行います。

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