展示会出展情報
富山県にある しん生会富山病院アイセンターで、音声読み上げ機能搭載の電化製品体験会を行いました。
私どもは、視覚障がい者の皆様へ、展示会を通じて音声読上げ機能搭載機器の紹介活動を6年間続けて参りましたが、視覚障がい者の皆様の殆どの方が、テレビがしゃべることをご存じない状況です。
そこで、展示会には足を運びにくい、または展示会がある事をお伝えできない皆様に、テレビがしゃべることを伝えるには、眼科病院の先生や視能訓練士様、看護士様にも、そのことを知っていただき、ご協力いただければと考えました。幸いなことに、三菱電機様から、お知り合いに立派な眼科の先生がいらっしゃるとお聞きし、アステム様、三菱電機様、パナソニックの3社で病院へお邪魔しご相談したところ、快くご協力をお申し出いただけました。
しん生会富山病院アイセンターは、遠く立山連峰を望む富山県射水市にあり、病院の中は明るく優しい雰囲気で、看護士の皆様もとても明るい病院でした。ご参加いただいた病院スタッフの皆様からは次のような感想をいただきました。
・これまで知ることのなかったお話を拝聴し多くを学ばせていただきました。拡大読書器のように何らかのかたちで、患者さんやそのご家族に商品を知ってもらえるよう取り組んでいければと思います。
・いろいろな情報提供を頂きまして、大変勉強になりました。また、1つの目的に向かってメーカーサイドの垣根を越えて今回のような取り組みをされていること、大変素晴らしいと感じました。熱い思いも伝わりました。
今後もこのような取り組みをぜひ継続して頂き、少しでも視覚支援活動の輪が広がっていくことを切に願っております。
私たちも今回知り得た情報を少しでも視覚障がい者および家族の方へ外部発信していきたいと思います。そして、まだまだ情報が行き届いていない現状を少しでも打破できるようご協力させて頂きたいと考えております。今後も機会がございましたら、情報交換やタイアップ活動をさせて頂き、視覚支援を広げていく活動ができれば幸いです。
・ロービジョン対応をしている職員も含め、わたしも知らないことばかりでしたので、よい機会でした。採算度外視して視覚障害者、聴覚障害者のために活動なされていることがよくわかりました。当方でもすべての人が安心して生活できるように力を尽くしていきたいと考えております。
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富山病院様では「家電がしゃべる」ポスターを掲示していただき、来院された視覚障がい者の皆様に音声読上げ機能搭載の家電情報が伝わるようご協力いただきました。
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富山病院様のご支援に心より感謝いたします。 以上で、出展報告を終わります。